声楽

2008年09月23日

「人知れぬ涙」Una furtiva lagrima 

「人知れぬ涙」Una furtiva lagrima 


ドニゼッティの「愛の妙薬」L'elisir d'amore というオペラのテノールのアリアです。
軽〜い恋愛喜劇になんとわずか2週間で作曲したというオペラ、なんですが、ドニゼッティの代表作に数えられるほどの大ヒット作になりました。

有名なこのアリア、なんとも切ないメロディ、良い曲ですね。

テノールの聴かせどころ、でしょうね。

こういう曲はやっぱりこの人、

タリアヴィーニのソットヴォーチェを堪能してください。

(映像はいらないか、な、なんて。失礼(笑))


posted by cwind at 07:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | 声楽
2008年08月22日

女心の歌"La donna e mobile"聞き比べ

Youtubeでの聞き比べシリース第2回(笑)

(いつからシリーズになったんだっけ?)

テノールと言えば・・・、ということで、

今回は女心の歌"La donna e mobile"

ベルディの名作オペラ「リゴレット」で

好色なマントヴァ公爵が歌う、有名な曲ですね。

YouTubeで検索してもいやんなるくらい出てきます(笑)

じゃ、そんな中から、いってみましょうか。



♪風の中の〜、羽のように〜、いつも変わる、女心♪




◆YouTube - Roberto Alagna "La donna e mobile" (Rigoletto)
http://jp.youtube.com/watch?v=d58LR8U1PDM

現代の人気スター、アラーニャの女心の歌。
素晴らしい声、それにスッキリした歌い方。
これは、もてる!(笑)
でも好色な公爵のいやらしさはちょっと・・・、かな。
だって・・かっこよすぎるものね(笑)

◆YouTube - Placido Domingo sing La Donna e Mobile
http://jp.youtube.com/watch?v=w1Dqwkrb65s&NR=1

3大テノールの一人、ドミンゴ。
う〜ん、こっちはかっこよさも色気もすごいね(笑)

さすが、ドミンゴ


◆YouTube - Luciano Pavarotti - La donna e mobile (Live)
http://jp.youtube.com/watch?v=4xY_bqJ4UYk

今度はパヴァロッティ。
さすが声も歌も完璧。
ちょっと若い頃の録音なんでしょうか?歌がスリムな感じ。

好色な雰囲気ではドミンゴに負けているかも。


◆YouTube - Ferruccio Tagliavini "La donna e mobile" Rigoletto
http://jp.youtube.com/watch?v=X0e9c3EJhy0

ちょっと古い映像です。
タリアヴィーニの甘くてなめらかな声!
歌のスケールは小さめかなぁ。
でもとろけるような歌ですね。


◆YouTube - Mario Del Monaco - "La donna mobile"
http://jp.youtube.com/watch?v=Tw8iLM2i_1U&feature=related

こちらはマリオ・デル・モナコ。
タリアヴィーニとはまったく対照的な声。
光り輝く、と言うか、鋼のような、と言うか。
タリアヴィーニがお公家様だとするとモナコは武士、っていう感じ。

でもこれもすばらしい。

どんな女も自分のものにしてしまおう、っていう意志と力の溢れた歌ですね。

◆YouTube - Di Stefano - Rigoletto - La donna e mobile 1955
http://jp.youtube.com/watch?v=UaXbZTLAe6Q&feature=related

いいです。ディ・ステーファノの女心の歌。
う〜ん、声がどうの歌がどうのと言っても・・・
プレイボーイ的な雰囲気はこの人にかなうもの無し、って感じかな(笑)

◆YouTube - Fritz Wunderlich La Donna e Mobile
http://jp.youtube.com/watch?v=PAdbrTZ7Wlk&feature=related

ドイツの貴公子ヴンダーリッヒの女心。

やっぱり声は魅力的。

でもねぇ、好色な公爵、にしては真面目すぎる、というか品が良すぎるかも。

声はともかく「好色」さ(の表現)ではイタリア人やスペイン人には勝てない?(笑)


♪ラ〜ドンナ ェ モッビレ〜♪

うるさい?失礼しました。

それでは、また。
posted by cwind at 18:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | 声楽
2008年08月21日

「帰れソレントへ」聞き比べ

「帰れソレントへ」って歌好きなんですが、

Youtubeを調べていたら、色んな歌手の「帰れソレントへ」が出てきたので、

思わず聞き比べてしまいました。

テノール歌手でも色々な声があって、また人によって歌い方(表現法)も違いなかなか面白いです。


Ferruccio Tagliavini - Torna a Surriento
http://jp.youtube.com/watch?v=WJB2VbLYY24

タリアヴィーニの大人の男を感じさせる歌。


Beniamino Gigli - Torna a Surriento 1933
http://jp.youtube.com/watch?v=YX6Iz72TYNA&feature=related

古い録音(1933年)ですがジーリの声は明瞭ですね。軽くて甘い、これぞテノールって感じ。

Three Tenors 2001 - Torna a Surriento - Pavarotti Domingo Ca
http://jp.youtube.com/watch?v=euqRB4Lk7qM&feature=related

3大テノール競演の「帰れソレントへ」。3人の声質や歌い方の違いが面白いですね。


Pavarotti torna a sorriento
http://jp.youtube.com/watch?v=C_MT9QHNHTw&feature=related

パブァロッティ18番の「帰れソレントへ」。溢れる声。軽々と、それなのに切なく。いいね、さすが。


Gius.Di Stefano - Franco Corelli -Torna a surriento
http://jp.youtube.com/watch?v=bw8DDZLZDHM&feature=related

ディ・ステファーノとフランコ・コレルリ2人の「帰れソレントへ」を聞き比べ。
正統派2枚目ステファーノと男っぽさのコレルリ、どちらもかっこいい。


Jose Carreras sings Torna a Surriento
http://jp.youtube.com/watch?v=Gq44Ep_nopA

声が貴公子(笑 変な表現だね。)全身を使った表現がなかなかいいです。



Torna A Surriento Andrea Bocelli sings in Tuscany
http://jp.youtube.com/watch?v=WEVRcjgOfCc&feature=related

ボチェッリの声も、いいですね。パブァロッティと比べると見た目もそうですが(笑)歌も声もスリムでストレートな感じ。声質が若々しい感じなのでその歌い方が合っています。



帰れソレントへ(かえれソレントへ、ナポリ語:Torna a Surriento)は、ソレントに捧げられた代表的なナポリ民謡(カンツォーネ)の1つ。

1902年9月15日にソレントを訪れた、時の首相ジュゼッペ・ザナルデッリのために作曲された。ジャン・バッティスタ・デ・クルティス(作詞)とエルネスト・デ・クルティス(作曲)の兄弟の作品。



芙龍明子訳詞「帰れソレントへ」

うるわしのソレント 海原(うなばら)はるかに
夕もやたなびき 思い出誘う
オレンジの香り ほのかにただよい
森の緑にも 風はささやく
今はただ一人 過ぎし日しのべば
砕ける波音 寂しく響く
帰れ君 故郷(ふるさと)の町
このソレントへ 帰れよ

うるわしのソレント 海原はるかに
歌声流れて 夢路に誘う
海の精(せい)シレーネ 妙なるその歌
やさしくいざない 君を招くよ
今日もただ一人 窓にたたずめば
星かげ夜空に 寂しく光る
帰れ君 故郷の町
このソレントへ 帰れよ

posted by cwind at 05:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | 声楽
2007年08月17日

ライフ・アンド・レジェンド フリッツ・ヴンダーリッヒ



動いているフリッツ・ヴンダーリッヒを見ることが出来るなんて。

ちょっと前までは想像もしていませんでした。

と思ったら・・・

こんなDVD、出ていました。

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欲しい・・・(汗)

う〜ん。

やっばり・・・欲しい。

こちらが、日本版。
ライフ・アンド・レジェンド
ユニバーサル ミュージック クラシック (2007/07/25)
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やはり、こっちの方、かな。

でも日本語版の方、高いなぁ(汗)

ますます・・・、悩みます(笑)
posted by cwind at 01:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | 声楽
2006年05月08日

こんな声には絶対になれない・・・・フェルッチョ・タリアビーニ

ヴンダーリッヒの歌が気品、とか凛々しさ、とか青年のような、と言う表現が似合うとしたらこちらは間違いなく大人の歌、芯の通った大人の男、そのくせ何と繊細で何と柔らかく、しかもとろけるように甘い声。私にとってもう一人の憧れのテノール、それがフェルッチョ・タリアビーニ、です。



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まだ中学生の頃でした。
私がクラシックに熱中している(とは言ってもまだ1、2枚のレコードを繰り返し聞いてるだけだったのですが(笑))と言うのを両親から聞いた叔母が
10数枚ものレコードを持ってきてくれたのです。

「これ、上げる。聞きなさい。」

それは宝物のように思えました。
叔母はコンサート・ホール・ソサエティの会員になっていたようです。
フリードリッヒ・グルダのベートーベンのビアノ協奏曲やビアノソナタ、ピエール・モントゥーのチャイコフスキーの交響曲5番、etc。

そんな30pLPの中に混じって一枚のEPレコードが入っていました。外国映画の主題歌のレコードでした。

「忘れな草」

それがタリアビーニとの出会いでした。

今まで聞いたことの無い美しい声、そして切ない歌。


私は虜になっていました。

それからもう30数年もたっているのに今私が車の中で聞いているCDはこれ。

オー・ソレ・ミオ〜イタリア民謡・歌曲集
タリアビーニ(フェルッチョ) カルロ・サビーナ管弦楽団 カルディルロ サビーナ(カルロ) レディーネ ディ・ルカ E.デ・クルティス チオッフィ カプア
BMG JAPAN (1995/03/24)
売り上げランキング: 65,043


でも、このCDにはちょっと不満があります。

この中には「忘れな草」が入っていないんです(笑)

(「忘れな草」のCDはヴンダーリッヒとパパロッティの歌っているのを持っているのですが・・・。もちろん、どちらも良い演奏でそれぞれ好きなのですが、やっぱりこの曲だけはタリアビーニで聞きたい、と思ってしまいます。)


それで今検討中なのがこのCD。

ベルカントの神髄 〜タリアヴィーニの芸術
タリアヴィーニ(フェルッチョ) RCA管弦楽団 ドニゼッティ モレル(ジャン) ドラティ(アンタル) ターヨ(イタロ) フロトー マイアベーア
BMG JAPAN (1995/08/23)
売り上げランキング: 65,860


同じタイトルのLPを持っているので、どうしようかなぁ。

でも、やっぱり欲しいなぁ。

う〜ん。

(笑)
posted by cwind at 03:36 | Comment(0) | TrackBack(1) | 声楽
2006年04月23日

こんな声になりたかったなぁ(笑)〜一番好きなテノール歌手 フリッツ・ヴンダーリッヒ

中学生の時、合唱を始め(友達のつきあいで仕方なしに・・(笑))、高校の合唱部に成り行きで入ってしまった時、テノールに「配属」されました。(それまではバスやバリトンの男らしい、大人っぽい声に憧れていたのでこれは結構がっかりでした(笑)自分の声は分からないけど父や叔父たちの話し声ははみんな高い声でそれを考えてみればやっぱりテノールしかないのは分かってはいたのですが・・・。母の兄弟はバリトン系の(歌う声は知りませんけど(笑))声の持ち主たちが多かったのでこれだけは母に似たかったなぁ(笑))


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それからはテノールの歌手の歌を聴くことが多くなりました。

その頃はパバロッティやドミンゴが絶頂期の前後くらい。
少し古いところでは、デル・モナコ、ディ・ステファノ、フランコ・コレルリ。

あっ、それと叔母から貰ったレコードで聞いたフェルッチョ・タリアビーニ。この人の歌も好きだったなぁ。

ドイツ系の歌手ではシュライヤーが売れ始めた頃ですね。それにヘフリガー、ニコライ・ゲッダ。

そんな中でも、一人の歌手の歌に夢中になっていました。

フリッツ・ヴンダーリッヒ。

私が音楽に興味を持った頃にはもうこの世の人ではありませんでした。

1966年、35歳で事故死。

その歳から考えると歌手として絶頂期を迎える直前くらいではないでしょうか。
しかし残された録音は見事な物ばかりです。

甘く明るく繊細でそのくせエネルギッシュな声、それでいて決して気品を失わない抑制のきいた表現。
イタリア系のテノールの声とドイツ系のテノールの表現の深さを両方身につけてしまった歌唱。

たぶん「青春」を歌わせたらこの人以上の歌手は今もいない。
たぶん「青年」を演じさせたらこの人以上の歌手は今もいない。

魔笛のタミーノも素晴らしいですし、マーラーの「大地の歌」、バッハの宗教曲などでも良い録音がありますが私が一番好きなのはこの「詩人の恋」のアルバムです。

これを聞いて以来他の人の「詩人の恋」は入っていけなくなってしまいました(笑)
このアルバム一つだけでも彼は歴史に残る価値がある、そんなアルバム。

「詩人の恋」も素晴らしいのですが、いっしょに入っているベートーベンの「アデライーデ」やシューベルトの歌曲も絶品です。


シューマン:詩人の恋
シューマン:詩人の恋
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ヴンダーリヒ(フリッツ) ギーゼン(フーベルト) シューマン
ユニバーサルクラシック (1997/04/09)
売り上げランキング: 49,046
おすすめ度の平均: 5
5 これを超える「詩人の恋」はもう出ないだろう
5 いい声、いい音楽


収録曲目リスト

●シューマン
1.詩人の恋op.48

●ベートーヴェン:
2.君を愛すWoO.123
3.アデライーデop.46
4.諦めWoO.149
5.くちづけop.128

●シューベルト:
6.シルヴィアにD.891
7.双子座の星に寄せる舟人の歌D.360
8.変貌自在な恋する男D.558
9.孤独な男D.800
10.夕映えの中でD.799
11.セレナーデD.957-4
12.リュートに寄せてD.905
13.ミューズの子D.764
14.音楽に寄せてD.547




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posted by cwind at 01:51 | Comment(0) | TrackBack(1) | 声楽
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