ブルックナー

2014年02月09日

ブルックナー交響曲第9番 サイモン・ラトルとセルジュ・チェリビダッケ

アマゾンをぼんやり見ているうちに思わずCDを衝動買いしてしまいました。

サイモン・ラトル指揮ベルリンフィルハーモニーのブルックナー交響曲第9番。
セルジュ・チェリビダッケ指揮ミュンヘンフィルハーモニー、ブルックナー交響曲第9番。

ラトル、ベルリンフィル版は未完の第四楽章の補筆完成版が演奏されたという事で話題になったディスクですね。
あまり聴きたいという気はしなかったのですが、アマゾンのレビューを読んでいるうち興味がわいてきました。書いている人はかなり高評価のようです。

聴いた感想は、予想したよりずっと好感の持てる演奏でした。
ベルリンフィルはさすがに上手い。そして、ラトルの指揮はヴァントや朝比奈に比べるとずっと柔らかくスムーズに流れる音楽でしたが、浅いという感じはあまりなくブルックナーの手応えをそれなりに感じさせてくれました。

で、問題の第四楽章。

私はこれはちょっとがっかり、という感じでした。
たしかにブルックナーらしい音楽にはなっています。
でも、それが第9番のフィナーレにふさわしいかというと、疑問。
三楽章までの完成度に比べると、やはり音楽が薄くなっているという気がします。

やはり、あの三楽章に続く楽章は簡単じゃない。


チェリビダッケ指揮ミュンヘンフィルハーモニーの演奏は、
ともかく凄い、一言。

美しい響き。
ライブ録音であの完成度?
信じられないようなスローテンポなのに、まったく弛緩しない音楽。

ともかく、・・・凄い。


これから、ヴァント指揮ベルリンフィルと朝比奈隆指揮大阪フィルの9番も聴いてみよう。

最近、クラシックを聴くのはブルックナーばかりのような。

当分その状態が続きそうな・・・

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posted by cwind at 21:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | ブルックナー
2007年08月20日

ブルックナー 変な作曲家で、変な音楽(笑)

モーツアルトとブルックナーが大人の音楽、かどうかは今になっても分かりません(笑)

まあ、モーツアルトはどの年代でもその歳や人生経験に合わせて、それぞれの感じ方があり、どれが本物なんて言う必要もない、そんな音楽だと思います。

人によって皆違ったモーツアルトがあって、それはすべて本物の音楽だと思うのです。


そして、ブルックナー・・・。

私は、今はブルックナーが一番好きな作曲家です。

何かじっくり音楽を聴きたい、と思ったとき手に取るCDはほとんどブルックナーの交響曲ばかり、です。

それは私が大人になったから、と言うわけではないと思っています。


モーツアルトの音楽が幅広く年代も性別も関係なく受け入れられる音楽なのとまったく反対で、

ブルックナーを理解できない、と言う人は年代とは関係なく多いと思います。
ブルックナーと言うのは、聴く人も演奏する人も選ぶ(選ばれる、か(笑))音楽なんだと思うのです。(だから高尚だって話ではないですし、ブルックナーが好きだから偉い、なんてことは全然無いのですけど、ね(笑)ちょっと指向性がある、ってことでしょうか。)


演奏する人も選ぶ、と書きましたが、これほど演奏する人(交響曲がほとんどですから、指揮者、ですね)によって極端に変わる音楽もないような気がします。

ベートーベンやモーツアルトでも演奏者によって大きく変わる事は良くあります。

でも、ブルックナーほど、指揮者の解釈によって曲の価値まで変わってしまうほど大きな違いを感じられることは少ないと思うのです。

まったくブルックナーの交響曲は、共感や理解が薄い指揮者の演奏を聴くと、これほどつまらない音楽はないとさえ思わせられます。

と言うより、いったい、この作曲家は何をしたかったのかさえ皆目分からなくなってしまうくらいです。

変な作曲家で、変な音楽、っていうとおかしいけど(笑)やっばり変な音楽ですね(笑)

なんで好きなのか・・・よく分かりません(笑)


posted by cwind at 04:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | ブルックナー
2007年08月18日

モーツアルトとブルックナーは大人の音楽?



高校に入って、当時学研から出ていた「ミュージック・エコー」という雑誌を購読し始めました。

この雑誌には毎号17pのLPレコードが付録で付いていました。

日本人の演奏家による名曲のレコード。

おかげで私の音楽体験もずいぶん豊かな物になりました(笑)

毎号、手に取るのが楽しみだった物です。



これで、いっぱしの音楽マニアになった気分、でいた物です(笑)


ある時、この「ミュージック・エコー」に宇野功芳と言う人のエッセイが載っていました。

細かい内容は忘れてしまいましたが、だいたいの趣旨は

「あなたがたのような若い人たちはベートーベンが最高の作曲家と思っているだろうが、大人になって初めて理解できるのがモーツアルトとブルックナーなのだ。」

つまりモーツアルトやブルックナーの音楽は君たちのような子供には理解できない、と書かれているわけで・・・(笑)

ちょっとカチンきたわけです(笑)

高校生と言ったら、結構自分を大人だと思いたい年代でしょう?

子供扱いされるのは、やっぱり面白くないわけです(笑)



モーツアルトはそれ以前から好きで良く聞いていました。
カール・ベーム指揮アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団の交響曲39番、40番、41番3曲が一枚に入って900円という何だか凄い廉価版レコード(笑)やブルーノ・ワルター指揮コロンビア管弦楽団の交響曲36番、38番や「レクイエム」、「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」、ピアノ協奏曲、ビアノソナタ、・・・
私の貧弱だったレコードライブラリーにも一応色々と・・(笑)


でも、ブルックナーという作曲家はその時初めて目にした名前でした。

中学や高校の音楽の教科書でも見たことはなかった、はずです。

「ミュージック・エコー」の同じ号のレコード評に、

ブルックナー交響曲第9番の事が載っていました。

このレコード、結構高く評価されているなぁ。

小遣い貯まったら、これ買おうか。



レナード・バーンスタイン指揮ニューヨークフィルハーモニー管弦楽団
ブルックナー 交響曲第9番。


これが私の初めてのブルックナー体験、でした。

Bruckner: Symphony No. 9
posted by cwind at 15:10 | Comment(0) | TrackBack(1) | ブルックナー
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